やりたいけどできないボーイズラブ仕様の年賀状。妄想だけ。
私が想像する構想は、年上長髪×年下黒髪です。
ショタだとなお良しです。
お年賀なので雅な雰囲気がいいです。
年上が攻めていて顎クイをしています。
服装は和装で刀剣乱舞のキャラが着ているような着物がいいです。
攻められている年下は女装みたいな、
雅で艶やかな着物が途中まで脱がされていて半裸な状態だといいかなと思います。
頭には椿の髪飾りがしてあり、髪型は黒のショート、
すこしおかっぱのようなカットで日本人らしさを表現しています。
乳首がチラ見えしていたら嬉しいです。
少し困ったような、瞳を潤ませていて、攻められていて困惑しているけど抵抗はしない、そんな雰囲気です。
「とてもよく似合っておりますよ」
「...こんな姿ッ...僕、男なのに、恥ずかしいよぅ」
「なにを恥じることがあるのです?こんなに美しいのに...」
顎クイっ。という雰囲気です。
画風はガッチリ塗られるより、すこし淡い系がいいです。
今市子先生の画風が理想に近いですかね!
⇒こんなイメージです
絵の周りには華やかな花や扇、鳥(白文鳥と桜文鳥)などで世界観をより華やかにしてほしいです。
年賀状は妄想して遊んでナンボ!データ入稿で安いネット注文も。
年に1回の年賀状なので、私は妄想の中で思いっきり遊ぶようにしています。
もちろん実際に作成もしますが、出す人はちゃんと考えてやっていますのでその辺はご心配なく!
さすがに親や親戚にはボーイズラブ系のものは出せませんし、自分がこういう趣味を持っているというのを知らない人にも出しません。
これやったらたぶん相当引かれますからね(^_^;)
あくまで少数限定のサービスです(笑)
だだかなり凝ると微妙な色合いもやりたくなり、そうなると自宅のプリンターでは難しくなるんですよね。
作ったデザインデータをネットの印刷サービスに持ち込んでそれで年賀状に仕上げるとかなりいい感じです。
これだけでもプロが作ったのかと間違うような素晴らしい出来になりますよ。
ホント、プリンターの力ってすごいなって思います。
ここで大事なのがどこの業者にデータ入稿するか、ってことですよね。
年賀状サービスをやっているところはほとんどデータ入稿も受け付けているんですが、その年賀状印刷が安いようなところでやってもらえばいいんです。
私の場合だと挨拶状ドットコムのクーポンを持っていたので、それを利用してデータ入稿印刷も安くしてもらいました。
上記のような年賀状サービスを利用すれば、安いけど印刷クオリティはかなり高い素晴らしい年賀状ができるのでおすすめですね。
絵を描ける人はぜひやってみてください。
初七日を終えて少し落ち着いたときには12月も中旬になっていました。
毎年なら年賀状を書き終えて後は出すだけの日程でしたが、それどころではなく日が過ぎて行きました。
友人から喪中はがきが届いて初めて自分も出さなければ、と思い仕事帰りに駅前に昔からある印刷所を訪ねました。
当時はまだ家庭にプリンタが普及する以前だったので、手書き以外は印刷所にお願いするのが当たり前の時代でした。
ご夫婦二人で経営されているらしい小さな印刷所で、対応してくれたのは六十代くらいの女性でした。
「すいませんが、喪中はがきを50枚お願いできませんか?」
「喪中はがき?今頃?何を考えて?普通秋頃には注文するものでしょう?
今まで何をぼんやりしてたの?それも50枚くらい今更印刷するのも大変なのよね。」
「すいません。無理でしょうか?」
「もう年賀状も印刷が終わる時期だから、普通は受けないんだけど。ところでお身内はいつ亡くなったの?」
「先週です。」
「え?あ、ごめんなさい。それなら仕方ないですね。三日ちょうだい。それで印刷仕上げておくから。」
「それから三日ではがきは出来上がりました。」
そして受け取りのときに、
「年末に大変だったでしょう。気を落とさないでね。」と励まされました。
その日のうちに宛名を書いて翌朝投函しましたが、翌年元日には何枚か年賀状が届きました。
喪中はがきは余裕を持って準備できる人ばかりとは限らないのです。
ここで気が付いたのですが、街の店舗や写真屋さんでの喪中はがきは出来るのがけっこう遅い場合があります。
今回は3日かかりましたが、ネット注文できるところだと最短翌日発送も可能なので2日で到着させられることもできるわけですよね。
年賀状を出す人出さない人、さまざまですが、貰うとやはり嬉しい物で覚えててくれてたんだ、元気にしてるんだと安心できる物でもあります。
引っ越して音信不通になった人、毎年年賀状のやり取りがある人、会ったりしていないのに年賀状だけは毎年届くという人も多いのでは?
私も家庭の事情で引っ越しが多くて年賀状今までやりとりしていたけれどやり取りがなくなってしまった人もたくさんいてます。
そんなある日、年賀状の時期になって郵便局の方がポストに投函してくれました。
一枚ずつ確認したら見たことない名前の人からでした。
誰だろう?と思って内容読んでいくと、学校が一緒だった友人からで結婚して姓が変わってたので誰かわかりませんでした。
凄く懐かしい気持ちになり、元気にしてるんだと安心しました。
年賀状はそういう気持ちにさせてくれます。
全然会っていなかった友達からの一通の年賀状、紙一枚でも懐かしい気持ちを思い出させてくれました。
それから毎年年賀状のやり取りをするようになり、今ではたまにお互い子供を連れて会ったりもしています。
また、繋がりをもてて本当に良かったと心から思いました。
私も会ったり出来てない友人に年賀状だけでも送ってみようかなと思ってます。
『絶愛-1989-』は人気イケメン歌手南條晃司と、
悲劇的な過去を持つ高校生泉拓人の複雑で熱い男同士の恋愛模様を描いた尾崎南さんの人気BL漫画です。
けれど、この作品が連載されていた当時は、まだBLという言葉はなかったので、
Juneとかやおいとか呼ばれていました。
最近のボーイズラブ作品というのは、明るく軽いノリの作品や、
まるで女の子みたいな受けキャラといったものが多いですが、
この当時の作品はストーリーが重く、読んでいて胸が詰まるような作品が多かったです。
同性愛に対する社会の寛容度が変わってきたからなのか、それともBL文化が世間に広まった結果なのか、
とにかく一言でBL作品分野にくくってしまうにはやや違和感を否めず、あえてこれはやおい作品と紹介したいです。
この作品は雑誌『マーガレット』に掲載されていたので、
ここからやおい作品にはまった腐女子のお姉様方も多いはずです。
最近BLにはまったという若い世代にも、ぜひおすすめしたいやおい作品です。
『間の楔』は、1986年に連載が開始されたBL小説作品です。
その内容はSF要素が混じり、舞台はすでに地球でも現代でもありません。
ここに登場する主人公リキは人間ですが、
リキを飼うことになるイアソンの身体は脳以外はアンドロイドです。
SFというと苦手に感じる人もいるかもしれませんが、
あくまで世界観の設定であって、この小説の醍醐味はもっと深いところにあります。
それはこの二人の関係性です。
ハッピーなカップルとは180度真逆の位置にいるように見えるこの二人ですが、
恋人関係でも友人関係でもありません。
飼い主とペットの関係なのです。その関係に反発し藻掻き苦しむリキですが、
そんなリキにとってもイアソンもまたただの憎しみの対象ではありません。
執着、愛、憎しみ人と人の間には一言では表せない複雑な感情の楔が打たれているものなのでしょう。
そして、二人を取り巻くキャラクター達もまた、ストーリーの重要な役割を担っています。
何度も何度も読み返したくなる作品であり、ファンにとってはこれが年賀状になるならぜひ!という感じでしょうか。
私が好きなBL作品は「男子高校生、はじめての」の第三弾「生徒会役員の密かな謀」です。
こちらの作品はオリジナルのBLCDとなっているのですが、
今まで聞いてきたどの作品とも違うのはノーBGM・ノーフェード・ノーカットというところ。
初々しいカップルの”初めて”を盗み聞きするような気分で聞くことができる作品となっております。
第一弾の幼馴染カップルや第二弾の先輩と後輩カップルも良かったのですが、
どうして第三弾が良いのか……
それはキャラ2人が私の好みドンピシャだったからです。
攻めは生徒会会計の参納。クールな眼鏡の長身キャラです。
受けは生徒会副会長のエイチ先輩。口は悪いけれど面倒見が良く、何かと苦労人だったりします。
クールな参納ですが、エイチ先輩にだけは熱くなる。
そのギャップが堪りませんでした。
思いが通じ合ってからはエイチ先輩を大事にしているのが伝わってきて、それもGood!
エイチ先輩はとにかくセクシーです!
フェロモンがすごい!
そんな二人の”初めて”は、文化祭の後の生徒会室で……。
最初はハラハラしましたが、最後はハッピーエンドで安心しました。
でも年賀状にするならどこまでを絵にするのか、
ちょっと難しいところではあります笑。
参納がエイチ先輩を抱きしめて「大事にしたいんです」と告げるシーンに萌えました。
この二人の10年後が気になる……そんな素晴らしい作品でした。
「お前、俺を人間にしろ。」
そう言って自分の部屋に突然現れたのは、人間になりたい神様でした。
今回紹介するのは「雷神とリーマン」というBL漫画です。
雷神とリーマン - pixivコミック
主人公の大村はゲイであることを隠して生活している平凡なサラリーマンです。
人間になりたい神様「雷遊」の突然の申し出に、戸惑いながらも共同生活を始めます。
漫画全体の雰囲気はコメディなのですが、随所にぐっとくる台詞が多くちりばめられているので、とても印象に残ります。
人間になりたいと願う雷遊が、人ではない神様ならではの視点で価値観を説き、大村や関わる人たちの心を開いていきます。
中でも私個人が好きな台詞を紹介しましょう。
好きな人が同姓であるため、受け入れられないことを恐れて気持ちを相手に伝えられず苦しむ大村に、雷遊が言った台詞です。
「お前の持っていたそれは人間達が『愛』と呼ぶものではないのか?
生命にしか許されていない感情だろう?
世界中のいかなる賢人達が束になったとしても作り出せない至宝だろうが。卑下などするものではない。」
ボーイズラブでなくても、現実に恋に悩む人は多いと思います。
すべてが成就することは決してないけれど、その感情を誇りに思えという雷遊の言葉は、そんな私たちの心にも響くと思います。
笑って泣いて、当たり前のことを少し考え直すことができる漫画「雷神とリーマン」の世界観をうまいこと年賀状で表現してみたいですね。